2008.09.08、懐かしの塩原温泉

先週は思い出の長野は上山田温泉、今週は昔、家族で(私が子どもの頃)よく行ったこれも思い出の塩原温泉まで、主に走りを中心に行ってきました。天気が危ぶまれましたがそれは日曜日までで月曜日は暑いくらいの日差しで最高のさすらいツーリング日和となりました。

まずは122号、銅山街道

私の大好きな道、大間々から日光へと伸びる国道122号線を走ります。去年は3度ほど走りましたが、今回も燃料が足りないということで、この国道沿いではなく大間々のガソリンスタンドで入れました。ガソリン代が高いというのはしょうがないとしても燃料を満タンに入れすぎて下から漏れてしまったのはいただけませんでしたが、今回もセルフが見当たらず入れてもらったらやっぱり下から大量に漏れていました。やはり燃料は自分で入れるに限りますね。人には任せられません。

この長いトンネルを抜けると…

日足トンネルを抜けると日光になります。この銅山街道はもちろん月曜日なので車が本当に少なく楽しく走ることができてあっという間にここまで来てしまえます。日光ってそう考えると近いですね。

日光を通り過ぎ、霧降高原へ

世界遺産である日光も月曜日だけあってやっぱり空いていました。今回も東照宮など寄ることなく一気に霧降高原へ。さらに車なんて走っていません。紅葉の季節には月曜日でもある程度車がありましたが、走ることだけを考えるとこの時期もいいものです。

雲がきれいです。

清々しいです。こんなに素晴らしい道を走れるなんて何て幸せなんでしょう。ガソリンが高くてバイク以外では来ることなんてないですよね。

雲がゆっくりと青い空を泳いでいますよ。自分は本当は晴オトコなんじゃ?と最近思ってしまいます。

大笹牧場で小休憩

ここまで一気に走ってきてしまいました。いやーよく走りました。お尻が痛い(汗)。

そういえばこのMP3、シート面が大きくて柔らかくてお尻が痛いなんてことはないように思っていたのですが、これがとても痛くなります。何でかよく考えてみたのですが、信号待ちなど、自立してしまうので足を着きません。ですので荷重がずっと尾てい骨にかかり、普通のバイクよりももしかしたら負担が大きいのかもしれません。ですのでなるべく信号待ちは立つような姿勢をとるようにしています。

しかしこう見ると駐車場も空いていますね。しかもバイクのほとんどが750cc越えのものばかりです。スクーターなんて見ません。そんな大型バイクがかっとんで私を追い越していきます。

いよいよ日塩もみじラインへ

MP3で初めて走る日塩もみじラインを走ります。ここまでは昨年行った川俣・女夫淵温泉方面とは逆で右を行きます。川治温泉を抜けるとこの入り口へ。さていよいよです。

走り甲斐のあるワインディングロード

いやー、素晴らしいワインディングロードです。これは来て良かったですよ。勾配は少な目ですが、その分カーブの多いこと多いこと。純粋に走ることを楽しめます。パワーのないこの三輪車でも十分に楽しむことができます。

富士見展望台が最高地点

この展望台が頂上でこの後下りになります。相変わらず車が2台ほど置いてあるだけで寂しい感じですが春日部ナンバーの車がいました。おじさんは私のナンバーを見て埼玉の人だと分かると親しげに声をかけてきました。こういうところに来ると妙に仲間意識というのは強まります。

料金は軽自動車

400円となります。これだけの道ですので気持ちよく払えます。しかし125cc以下だとなんと50円ですよ。そんな小さな排気量の車両でここまで来るのはありえないですが安いですね。

料金所ではおじさんにこのバイクがやはり珍しく見えたようで声をかけられました。しかし料金区分はすぐに分かったようで支払いはスムーズに終了。さすがだと思いました。

塩原温泉郷はお祭り

なんのお祭りなんでしょうか?この時期に。夏は掻き入れ時だからでしょうか。お祭りでも人はまばらです。このお祭りのために車両が入れず観光できずじまい。しかし、ガードマンに頼み込んで車両を入れさせてもらいこの写真を撮りました。ここに入りたいほかの観光客は困ってました。

昔の常宿、松屋

懐かしいですね。私が小中学生の頃、よくこの旅館に泊まりました。足利銀行がつぶれてしまい一時期大変だったようですが見事復活しているようですね。ここは塩原温泉郷の中では一番東側に位置する福渡温泉となります。いつかまた泊まってみたいものです。

では温泉でも入ってみましょう。

松屋の脇から川の対岸にある「岩の湯」、「不動の湯」に行くことができます。道にはこの温泉に入るために車がたくさん置いてあります。それでは行ってみましょう。

立派な木製の橋を渡って…

清流が流れていてこの橋を渡って温泉に行きます。遊歩道はとてもよく整備してあり、トイレや水飲み場があり、ここに来たら必ず寄ってみることをおススメします。

しかしこの橋、意外と高さがあるのですが、なんと松屋の内風呂(男子)が丸見え。檜の露天風呂も丸見え。なんとも開放的な場所です。

「不動の湯」に入る

森林浴をしながら5分ほど歩くと「不動の湯」に着きます。先客がたくさんいらっしゃいました。皆さん2リットルのペットボトルのお茶などを持ち込み、ズーっと入っているようです。

温泉の方は抜群の泉質でこれは極楽ですよ。温度もちょうどよく病みつきになりそう。私は時間がないのですぐに出てしまいましたが、この湯に浸かりすぎると湯疲れして家には帰れなくなります。

一番開放的な「岩の湯」

松屋の対岸正面には「岩の湯」があります。今は目隠しがありますが昔は湯船だけで丸見えでしたね。さすがに私はここには入ることできません。

温泉を堪能し、さて帰ろうと歩道を歩いていると前から若いカップルが…。「岩の湯」は丸見えだから「不動の湯」に行くのでしょうけれど、温泉の主たちがずっと湯を守っている?ので入れたでしょうか?こういうところに彼女を連れてきてはいけませんよ。女性がこういった野趣溢れる温泉に入ってはいけないとは言いませんし、是非ご一緒にとは思いますが、若いカップルがイチャイチャしていると落ち着いて入れないのでちょっと迷惑に思ってしまいます。

塩原から矢板に抜ける県道を通る

県道何号線かは忘れてしまいましたが、この道も良かったです。ワインディングとは違ってのびのびと走ることができました。

国道4号線に入る手前、このお肉屋さんを発見。お土産を買うのを忘れていました。栃木といえば牛肉。何かを買っていかねば…

まずは生ウインナー

普通に買うと高いですよ、こういったものは。これを家族4人×1種類ずつ、計16本。早速家で食べましたがビールがすすんですすんで…。大きいウインナーなのでこれでもうお腹いっぱいになります。

これもいっておけ!牛とろ刺!

買っちゃいました。生で食べられるお肉を買うのは山梨で買った馬刺し以来。これも美味しかったですよ。しかし高いお肉ですね。ただ少量でも幸せを確実に感じ取れる素晴らしいお肉でした

…ということで今回のさすらいマンデーツーリング、観光というスタンスではなく、あくまで走りこみに行った感じです。とても爽快でした。今回の走行で家に帰ったところでちょうど5000kmを達成しました。昨年からよく走ったものです。実はダックスよりも走行距離はいってしまいました。このままうちに帰らず近所の赤男爵へオイル交換に。店長に聞くと、この走行距離はよく走っているほうとのことでした。バイクは車に比べてやれるのが早いですからね。なんだか大事に乗っていかねばと思うようになってしまいそうです。高い買い物でしたしね。

そんなことをいってもこれから段々涼しい季節になって行きますのでこれからも思い残すことなく走り続けたいものです。

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