途中で一休み。ここは公共の施設です。隣には岩魚などの釣堀みたいなものがあるようですがやはりお休み。素敵な建物ですが誰かいるのかな?と思って覗いてみると管理している男女職員が2名いました。誰も来ないんじゃないかと思える施設ですがいる方も退屈でしょうね。この近くには平標山登山口があり、そのまま仙ノ倉山や万太郎山にも行け、最終的には谷川岳まで続いています。そこまで縦走する人がいるのかどうか分かりませんが登山口の駐車場は混雑していました。今度登ってみましょうか。中々良い山らしいですね。
群馬でも有名な温泉、法師温泉。せっかくだからここに入ろうと思いましたが、なんと入り口にこんな立看板があります。既に2時になりかかろうとしています。古い建物で風情があってどうしても入ってみたかったのですが今回は諦めました。しかしこんな山奥でこんな建物があるというのがなんだか不思議な感じがします。
法師温泉の途中に分岐した急勾配の山道があるのですが江戸時代はここが街道だったという石碑があります。永井宿といって北陸からの大名、藩士はここにも泊まったのでしょうか?非常に山深いですからさぞ大変な思いをして参勤交代もしたのでしょう。お疲れ様です。
法師温泉がだめだったらやっぱり猿ヶ京温泉ですよ。前調べでは広い露天風呂と景色が最高ということで一発でここに決めました。ここのサイトも中々洒落ていてどんなに素晴らしいところかと思いましたが意外に鄙びた温泉宿でした。といっても周りのホテルや旅館もなんだか活気が無く景気の悪さが露呈しています。これから温泉街として貫禄がつく程の味が出ればいいのですが、このままゴーストタウンにならないように祈るばかりです。
脱衣所がもうこんな感じです。素晴らしいです。景色がいいといって落ちないように。ホテルのフロントで日帰り入浴を頼むと内湯は清掃中で露天風呂だけでもいいですかということでへこみましたが、他にお客さんがいませんからゆっくり入ってくださいということで、断然テンションが上がりました。広い露天風呂をなんと独り占めですよ。
景色も良く、大樽で作った湯船は雰囲気があって最高でした。湯加減は岩風呂のほうは調整不足で熱かったのですがこの樽風呂はいい感じ。本当に独り占めですからゆっくり入りましたよ。この至福の時間は贅沢この上無しです。
一人でしか入れませんがいくつもの楽しいお風呂があります。私が気に入ったのは真ん中の丸太を切り抜いて寝ながら入るタイプのもの。これにずっと入っていました。独り占めできるのも月曜日休むの特権です。