ペンタックス工場があまりにも居心地がよかったのですが次の目的、益子焼見学に行きました。ここは共販センターといって益子に窯を構えている窯元の作品が大体買えるようになっている施設となります。入り口には大きな狸のオブジェもありインパクトがありました。その狸の置物も名物らしくお起きのから小さいのまでたくさんあります。これは飲食店なんかに置いてある狸なんですね。しかし着いた途端結構激しい雨が…。
もう2時近くになってしまいましたがまだ昼食をとっていません。ふとメインの建物を見るとあんな文字が…。他に食べるところもたくさんありますが一応確認しておこうというところで3Fに上がっていくと…うん?開いているの?
「はい!いらっしゃいませ!どうぞ、どうぞ!」と、オネー様
「…」と、私
「はい!開いてますよー、どうぞー!」
「はい…」
日も日だし、時間も時間だからですよね。お客様は最終的には私だけ。料理も冷めている物もあれば温かい物も。そんにはまずくはありませんがそんなに旨いものでもありません。ちょっと我慢が必要です。この他、焼き立ての餃子が食べ放題となります。1,370円となります。カレーはなんだかとても美味しかったですよ。
揚げ餃子1人前に焼餃子2人前。やっぱり美味しかったですよ。さすが宇都宮。揚げ餃子は昨年食べたものよりもいいかも。このようにドーンと一気に出てきます。やはりというかこれでもうお腹いっぱいになります。十分です。だからオネー様にもう追加しなくても大丈夫ですよとアナウンスしました。カレーが効いたのでしょうか?女性は食べ放題では損です。
全てを食べ切って早速お支払い。大きい札しかなかったのでいいですか?というと「まぁ、お金持ち!そうだ餃子のお土産もありますよ。どうですか?下では1000何百円(なんて言ったか聞き取れなかった)ここでは税込1,000円ですよ。」と。
「はい」と、私。長いものに思いっきり巻かれてその場を発ちました。バイクのことも見て、かっこいいーかっこいいーと言ってくれました(汗)。本当に誉め上手の商売上手なオネー様たち…。
さて益子に来た目的をおさらいしますが、普段使っているコーヒーカップ、できれば全く同じものを手にしたいと思って今回は出向きました。しかし、これだけの作品があっても全く見つかりません。この共販センターは全部で5〜6の建物があるようですがひとつ一つ洗っていきます。しかしたくさんあり過ぎるのと狭いことで何時引っ掛けて壊してしまうんじゃないかヒヤヒヤでした。
私のは真ん中右側。大き目のカップに足が3つついているものです。これが良いんですよ。画像ではわかりませんが取手が大きく下に垂れ下がったタイプになっています。ここが私が使っているものと違うところでもっと取手が小ぶりでバランスがいいんですが無いのはしょうがないのでこれで我慢しました。
ついでに相方にも左側のものを買いました。どちらも1,000円程度です。気に入ったものがその程度で買えるのですから安いものです。しかし、このカップ、夫婦の体型そのまんまだったりして…
因みに今回のカップのようなこげ茶で少しザラザラ感のあるものは荒土(あらど)という生地だそうで、他にも様々なタイプがありますが私はこのタイプが好きです。いかにも益子焼きという感じがします。
益子は区画整理を10年前に大々的にやったということでとてもきれいなお店がたくさんあります。その中でも異色なのがここ、大塚はにわ店。軒先にたくさんの埴輪が飾られています。共販センターで子どもたちに子供騙しみたいなお土産を買っただけだったのでここにも寄りました。