2007.10.22 秋の紅葉、一の倉沢、宝川温泉

風は秋色とはよく言ったものですっかり目にも空気もすっかり秋めいてきました。今回のさすらいのマンデーツーリングは一度はこの季節に行ってみたかった谷川岳は一の倉沢に紅葉を、そしてその紅葉の中でゆったりと温泉にでもつかろうということで宝川温泉に行ってきました。

 

AM8:30出発。伊勢崎新道で群馬へ

今日はいつものようにウィークデーの月曜日。ということで学習機能が働き、近場ということでこの時間に出発です。通勤ラッシュと営業ラッシュの間のこの時間は空いている穴場的な時間帯です。伊勢崎新道も嘘のようにトラックも少なくスイスイ進んじゃいます。

伊勢崎新道は最終的に国道50号(画像左側の向かう道)にぶつかるのですが、それを越えて延長工事がされているので更に空いている2.5km先まで進みます。

 

渋川市子持で給油

途中燃料が心配で給油しました。本当にガソリンが高くなりましたね。しかも地域の値段の差が激しいです。前日行った千葉郊外では大体ハイオクが143円で今回は画像の値段で入れましたが更に進んだ沼田では157円が当たり前でした。気軽に車を転がすという時代ではなくなりましたね。車への興味が薄れるのも分かるような気がします。

 

道の駅、みなかみ水紀行館であるものをゲット

道の駅で一休みです。ここは登山の時、前泊するには最適のところですが周辺の施設の情報や割引チケットなどが手に入るところでもあります。今回ゲットしたものは…。

 

この割引チケットはお得です。

私の常宿である宝川温泉の割引チケットです。日帰り入浴は久しぶりですが、1.500円もするんです。この割引チケットの存在を知らないとたとえば家族で行ったときにはかなり違ってきますよね。このチケットも実は表に何種類も置いてある割引チケットのところには置いていなくて窓口のオネー様に尋ねて奥の方から持ってきてもらったものです。もし行くときはここによって催促してください。

 

シャンシャン馬車の馬がえさを催促

この水上周辺では最近なんでしょうか?昔からあるのかな?シャンシャン馬車という乗り物を周回させているようです。結構な繁盛で満車で出発していきました。そしてこのお馬さん、えさをあげる時に左前足で地面を掻くように「もっとくれ〜、もっとくれ〜」と言ってか言わないか催促を始めます。そのしぐさがとってもかわいいです。ここの人気者ですね。

 

一路、一の倉沢へ

まだまだ紅葉の本番には至っていませんが木々のトンネルを潜って向います。週末に車両規制をしていて車では近くまで行けないため月曜日等のウィークデーになった途端、このように多くの車で賑わうようです。

バスは天神平ロープウェイまでしか行けませんがそこから先は非常に狭い道で信じられない程の渋滞になっています。更になんと渋滞に嫌気がさした方が狭い道路でUターンをするという迷惑千万なこともあり一の倉沢に辿り着くには結構な時間を費やしました。

 

まさに新田次郎の世界、一の倉沢

初めて見ましたがすごいです(汗)これを登るんですから正気の沙汰ではありません。小説ではきれいな女性が登ったりという設定もあるくらいでとてもメジャーで昭和30年代のある意味命をかけることのできる趣味(?)なんですよね。今でもこの岩面にはたくさんのハーケン(釘)が打ち込まれているそうです。昔はたくさんのクライマーで週末賑わったそうです。

 

コースの名前は興味津々。

戦前から戦後の昭和30年代くらいまで季節ごとのこれらコースの初登攀(とうはん)を目指し、各山岳会がしのぎを削りました。画像をクリックすると大きな画像になります。そしてたくさんの登山家が亡くなりました。日本ではこの谷川岳がダントツの一番で遭難者が多く、たくさんの碑が岩に埋め込まれているそうです。またこの岩から滑落してどうしても救助できず宙吊りになってしまったのをライフルでザイルを切って落とすという今では考えられないこともありました。もちろん死亡したとみなしてですが…。もしかしたらここは登山家の彷徨える霊のたまり場かもしれません。

 

哀愁漂う土合(どあい)駅

そういった野心的な登山家が希望を胸に降り立ったのがこの土合駅です。今では新幹線が山の中を通って長い通路を経てここに出てきますが昔は週末の夜行の鈍行で早朝着いて岩にしがみつきそしてまた夜行で戻って仕事をするというパターンがとても一般的だったそうです。なんだかハードですね。それほどまでに若き血が騒ぎ熱中できるものって今の若者にはあるのだろうか?

 

ラーメン武尊で昼食

谷川岳の次は宝川温泉でのんびりとなります。その前に昼食を食べていないのでどこにしようかと往路を物色していたのですが結局は宝川温泉入り口にある武尊食堂で食べることにしました。上の画像は撮り忘れたので温泉の帰り道に撮ったもので駐車している車がありませんがとても人気があるらしくかなりの混みようで相席になってしまいました。

 

スタミナラーメン大盛、うまいです。

頼んだものはスタミナラーメン大盛。しょうゆ味ベースです。豚の肉厚なバラ肉のかたまりがカラッと揚げてあり、たくさんのニラが入っています。また生のおろしにんにくがのせてありインパクトがあります。お値段は880円。大盛とはいえ意外にペロッといちゃいました。ちなみに他の方はもやしラーメンを注文する人が多く、見ると信じられないくらいの大盛です。たくさん食べたい人はこっちの方がいいかもしれません。

 

いつもの宝川温泉。今回は日帰り

このあたりに来ると紅葉も見ごたえありになってきます。今日は月曜日ということで駐車車両は少なくのんびりとできるように思えます。今の時期の週末はこの駐車場には入り切らないのが当たり前で、上の山側の駐車場にも入りきらなくなることもよくあることです。月曜日定休の特権ですね。そして裏技の割引券を出して1500円が1200円で入ります。なんだか通の気分です。

 

宝川温泉は今こんな感じ(イメージ)

紅葉がもっと進んだ画像のようですがもうこんな感じです。月曜日とはいえそれなりにお客がいるので写真を撮っていては盗撮と間違えられるので宝川温泉のサイトから拝借して来ました。正味2時間、主に子宝の湯で過ごしました。とても癒されました

 

名物、生どらをお土産に

生どらとは賞味期限が2日間のフレッシュなどらやきのことです。ここは道の駅と駐在所の隣の製造元のお店です。店名は忘れてしまいました(汗)このお人形が目印でたくさんのお客さんが訪れていました。私もいつもここで購入します。

 

フルーツ生どら5種、他1種

いつもは私は車に乗ったまま相方が買ってくるのですが今日は自分で選びます。しかし面倒くさいのでフルーツ生どら全種類(いちご、りんご、あんず、ゆず、ブルーベリー)、カフェオレ生どらを購入。しめて1,000円ちょっとでお財布にやさしいです。他にたくさんの種類のクリーム大福が売っていましたが冷凍ということで買えませんでした。なんとMP3専用クーラーボックスを持ち出し忘れたのです(汗)

他にその場でカフェオレ生どらをいただきました。めちゃ美味しいですよ。またサービスの常設のお茶のコーナーでトウガラシ梅茶がありますがこれは絶品ですよ。寄ったら試してみてください。

 

そろそろ帰宅。今日はゆっくりでした。

お土産を購入したのでそろそろ帰宅です。今までになく遅い時間になりそうです。前日もお出かけということでMP3にも相当慣れました。今ではコーナリングも思いのままで非常にたのしいです。本当に買ってよかったですよ。しかしゆっくり帰っているとある店が目に…。

 

日本一のもつ煮を謳う永井食堂

291号線を通るといつも気になっていたもつ煮の有名なお店、永井食堂に寄ってしまいました。家族で通るとこういうところには寄れませんからね。さすらいのツーリングにはとても似合うお店です。中途半端な時間ですが人気店だけあり、席は結構埋まっています。

 

日本一の持つ煮を堪能します。

やはりメインのもつ煮をいただきます。はっきり行ってこれしかありません。これ以外頼む人もいないようです。これで普通盛り。590円です。めちゃくちゃ安いですね。お味も美味しいですよ。人気の程が伺えます。私ももつ煮は美味しい店を知っていますが上位ランクの素晴らしいもつ煮でした。

 

やはり豪快にこうやって食べます。

私のもつ煮の食べ方はいつもこうです。ぶっ掛けです。こうすると美味しいところが全部いただけます。どうですか?美味しそうでしょ?

ということで今回のさすらいマンデーツーリングは終わりです。走行距離273km。そろそろ寒くなってきて乗る機会も少なくなってきますが凍え死ぬ手前まで行きたいものです。本当にバイクは楽しい!

 

 

 

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