天候回復に浮かれていると徐々に雲が移動し始めあっという間にガスが発生してきました。これはいけないと思い、武尊山への縦走をあきらめ、急遽下山にとりかかることに。これほど湿気が多く足場が悪いと登るよりも下りることの方が難儀なことになります。2000mで内陸にある山にもかかわらず、木が生い茂り、関東ローム層の赤土が見えるところでは容赦なく足元を滑らせます。そしてそのとおり何度も滑りました(汗
みんな弱音を吐いていましたが往路と同じ道はある程度目安がつけやすく、高度計のついた時計であとどのくらいかもわかるのでだましだまし妻と息子を下ろしました。なんといっても「おんせん、おんせん」掛け声が効きましたかね。
オーバー画像ではすでに奥の駐車場からの道で安心しきっています。画像ではわかりにくいのですが雨がポツリポツリと降ってきているんですよ。下山途中で降られなくて本当に良かった〜。
汚れた靴とパンツは後ろのリアボックスに入れます。このボックスは実に便利でこういった使い方や匂いの強いものなども入れるようにしています。しかし洗濯が大変です。
最後に私と息子だけで裏見の滝を見に行きました。昔は滝の裏側まで人が行けたようですが土砂崩れが多いので通行禁止です。ここはたくさんの見学者が来ていました。